マイニングと電気代について考えてみた
本当に考えてみただけです。個人の感想なので、それは違う!とかこんな考え方もあるよ!等あればtwitterにリプお願いします。まだまだ勉強中です。
マイニングは電気代に対してペイするのか?
今(2018/1/4)、アルトコインをマイニングしているのですが電気代に対しての報酬はトントンといったところでしょうか、もちろん私の設備がショボいのは間違いないです。
ただ、仮想通貨は基本的にマイニング報酬(採掘量)が時と共に下がっていくものです。下に、ビットコインのマイニング報酬を書いておきました。
ブロック番号 | 報酬(BTC) |
0~209,999 | 50 |
210,000~419,000 | 25 |
420,000~629,999 | 12.5 |
630,000~839,999 | 6.25 |
… | … |
6,720,000~6,929,999 | 0.00000001 |
現時点で電気代に対して割に合わないのならばこれから先ペイする可能性は低いかもしれません。
マイニングに有利な国、地域は?
電気代が安い国と寒い地域です。
電気代が安い中国ではリターンが大きい為、マイニング事業が盛んにおこなわれています。
もう一つ重要なのが空調設備です。計算資源を熱い部屋に放置するわけにはいかないので、冷却にコストがかかる地域はとても不利になります。
日本は現在(2018年1月)、気温自体が低い為、空調を気にする必要がほとんどないですが夏が来た時、PCとエアコンの電気代両方を考えないといけません。
社会問題(完全に個人的な意見なので注意)
マイニングの消費電力はデンマークの消費電力に匹敵するようです。
これは正直めちゃめちゃヤバい。
PoW方式の仮想通貨の信用を保つために、無駄なハッシュ計算に一国分の電力を消費しているのは無駄だし解決すべき
PoSは電気代的に考えればPoWより優れているわけですが…
PoWとPoSについて
どちらの方がより非中央集権的でしょうか?
PoW:計算資源を多くもち、マイニングコストが安いほど権利が与えられる
PoS:より多くの通貨を所有し、長い期間保持するほど権利が与えられる
PoWは長期的に見ればマイニングコストによる権利の偏りが激しくなりそうです。
PoSは公開初期からの保有者が大きな権利を持ちやすそうです。
といったように、どちらも完全に非中央集権的とは言えません。
まとめ
なぜ今回こんなことを考えていたか。それは長期投資する銘柄を選ぶためです。
電力を節約するために仮想通貨を部分的に規制することもあるかもしれないわけで、
長期的に投資するのならば、仮想通貨の抱えている問題に目を向けなければならないですよね。
TwitterでPoWとPoSのどちらを支持しているかアンケートをとったのですが、フォロワーさんが少なすぎて統計が全く取れませんでした。
増えたらまたとってみますね。
ありがとうございました。